フライフィッシング

俳優ブラッド・ピットが主演した「リバー・ランズ・スルー・イット」を観てフライフィッシングを楽しみたいと思った方は多いのではないでしょうか。実際映画の上映からフライフィッシングがブームとなり全国各地の川で竿を振り回している光景が目につきました。現在は一時のブームも去り落ち着きを取り戻していますが、フライフィッシングの奥の深さから虜になっているフィッシングプレイヤーも健在です。フライフィッシングはただ黙って魚が釣れるのを待つのではなく、魚の習性や餌となる虫の習性、さらに川の流れなどさまざまな知識を必要とする大変やりがいのあるフィッシングです。その底の深さ故に一度フライフィッシングの味を占めると抜け出すことが出来ないと言われるほど、魅力的なフィッシングです。

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初心者のためのフライフィッシングについて

フライフィッシングは難易度が高くみられがちです。理由にテクニックが必要である、専門用語が多すぎるなどが挙げられます。たしかにその通りなのですが、一度フライフィッシングを体験してみると意外と他の釣りと共通点も多く入り込みやすい物だと言うことがわかると思います。ここでは初心者のためにフライフィッシング入門として紹介しましょう。

フライフィッシング(fly-fishing)とは?

フライフィッシングのフライ(fly)とは、水生昆虫の種類であるカゲロウ(別名メイフライ)やトビケラ(別名カディス)などの成虫や亜成虫など、また、川の中にいる小魚に似せた疑似餌のことをいいます。フライの面白いところは販売しているものを購入するだけではなく自作でまかなえるところにあります。化学繊維、動物の毛や鳥の羽などの祖在位を上手に活用します。フライフィッシングにはおもりがありません。フライを飛ばすためにはフライラインという重量のついているラインを、鞭を扱うように遠心力を利用して飛ばします。フライフィッシングの獲物は主に川魚(イワナ、ヤマメなど)となります。また、鯉やバスも対象としています。釣り場所は主に渓流や湖となります。

フライフィッシングの楽しみとは?

フライフィッシングの醍醐味は自分で川、魚や虫について研究し、フライを作成して目的の魚を釣り上げたときの満足感は格別と言えるでしょう。魚が自分の加工技術とテクニックにより好物とする餌(虫)と勘違いして食らいつく、というところがもっとも面白いところではないでしょうか。また、フライフィッシングは他の釣りと比べお金がかからないというところも大きな魅力のひとつと言えます。

フライフィッシング フライラインの種類

ルフライラインとは簡単に言うと「糸」のことです。通常釣り糸には細いものが主流ですが、フライフィッシングの場合はおもりを利用しないため、糸自体にある程度の重量を施しています。フライラインには2種類があります。「ウエイトフォワード」とはラインの先端部分に径を太くし重くしているタイプです。たとえば全長が30mある場合その3分の1程度の長さが太くなっています。したがって、フライリールで巻く場合は細い方となります。もう一つは「ダブルテーパーライン」という両端が先細りの勾配となっているタイプです。この場合両端とも同じ形状をしているためフライリールで巻くとき、どちらからでもOKです。フライラインを購入するときに箱の記号の意味を理解していれば購入の時にスムーズに行うことが出来ます。「WF 4 F」とあれば、「ウエイトフォワード4番フローティング」です。DTですとダブルテーパーラインです。

フライフィッシングで用意するもの

フライフィッシングで必要な道具について紹介します。

フライロッド − フライフィッシングツール

フライロッドとはフライフィッシング専用の釣り竿のことです。これがなくてはフライフィッシングを楽しむことが出来ません。

フライリール − フライフィッシングツール

フライフィッシングで利用するリールは他の釣りとは異なりますので注意が必要です。フライリール用途はフライラインの収納目的が主となります。

パッキングライン − フライフィッシングツール

フライリールとフライラインを結ぶために必要です。

フライライン − フライフィッシングツール

フライフィッシング用の釣り糸です。フライラインにはWFとDTの2種類があります。また、フライロッドのナンバーにあわせて番号を選択しましょう。

テーパーリーダー − フライフィッシングツール

フライラインとティペットをつなぎます。

ティペット − フライフィッシングツール

フライを接続するために必要です。

フライ − フライフィッシングツール

疑似餌です。フライフィッシングの醍醐味でもあります。販売している物がありますが、フライフィッシングに慣れてくると自作して楽しみます。フライを自作して魚を釣ることが出来たことで、初めてフライフィッシングを楽しんだと言えるかと思います。

フライフィッシングの投げ方(キャスティング)について

フライフィッシングはキャスティング(フライを目的の場所に投げる行為)で上級者か初心者かなど簡単に見分けることが出来ます。キャスティングがうまくなるためには、ただ練習あるのみです。基本から外れず何度もキャスティングを行っていると次第にコツがわかってきます。キャスティングの壁はやり始め時と中級者から上級者へのステップアップするときの2種類があります。諦めずに頑張ることで上達への道が開けます。

キャスティングの基本動作

フライフィッシングのキャスティングは基本をしっかりと覚え、基本動作に従い何度も練習することで上達していきます。そこでキャスティングの基本動作について紹介しようと思います。

投げる前の準備 ―― フライフィッシング投げ方

フライラインを伸ばしフライロッドの先端から約6mの長さで前方に垂らしておきます。また、フライリールから約2mの長さで伸ばし足下に垂らします。そして、左手の親指と人差し指で足下に垂らしたフライラインをつまみ、フライロッドを耳の位置まで立てて止めます。ポイントはフライロッドを後ろに倒しすぎないことです。垂直より後ろへやや傾く程度がベスト。この動作を“バックキャスト”といいますが、ここをみてフライフィッシングの経験者か初心者がわかってしまいます。

フライラインの軌道 ―― フライフィッシング投げ方

バックキャストでフライロッドを止めると慣性が働きフライラインがループを描き後方に飛んでいきます。この動きをしっかりと見ていてください。そして、後方にラインが伸びきる一歩手前でフライロッドを前方に倒していきます。位置としては時計の2時がベスト。この位置でフライロッドを止めると再び慣性が働きループを描いてフライラインが前方に飛んでいきます。この一連の動作を“フォアキャスト”と呼びます。

狙ったポイントへ投げる ―― フライフィッシング投げ方

フォアキャストでフライラインが伸びきる一歩手前で再びバックキャストに入ります。このようにフォアキャストとバックキャストを2〜3回ほど繰り返します。そして最後のフォアキャスト時に左手でつまんでいたフライラインを離し、フライロッドを3時くらいの位置まで倒します。そしてフライラインをゆっくりと水に降ろします(キャスト)。

フライフィッシングが盛んな地域

フライフィッシングは全国どこでもできるフィッシングですが、北海道、愛知県、福島県、群馬県などがフライフィッシング人口が多くて有名です。フライフィッシングが盛んな地域では釣具ショップも多く釣具アイテムが充実しているため目的の釣具アイテムを見つけることが容易になります。

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