今、文房具店で売り場面積の多くはシャープペンが占めているのではないでしょうか?私がシャープペンを使うようになったのは小学校5、6年頃だったと思います。それまで鉛筆のカサカサっていう音が嫌いだった私にとってシャープペンはお気に入りとなり、以来ほとんど鉛筆は使わなくなりました。筆記用具として欠かせないものとなったシャープペンは、どのようにして誕生したのでしょう?
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シャープペンとは?
シャープペンのことを大半の人はシャーペンとかシャープという言い方をすると思いますが、正式な商品名は「シャープペンシル」と言います。芯がなくなるつど補充できる便利な機械式の筆記用具として、幅広く使用されています。鉛筆と違って、いちいち芯を削らなくてもいいので楽ですしね。外国では「プロペリングペンシル」「メカニカルペンシル」または、ただ単に「ペンシル」と呼ばれています。「シャープペンシル」で通じるのは日本と韓国だけなんですって。
シャープペンの歴史
日本で初めてシャープペンを発明したのは、金属細工の職人で早川金属工業株式会社(現シャープ株式会社)の創業者でもあった早川徳次さんです。ある日、彼は外国製の繰り出し鉛筆を目にしました。そして今まで見たこともない珍しい鉛筆に興味をそそられたのです。そこで彼がまず、注目したのは構造でした。1915年、この繰り出し鉛筆のアイディアをヒントに小さな筆記用具の中に細かい仕掛けを施して、ニッケルなどのいい材料を使って、外側もオシャレな飾りを彫った「早川式繰出鉛筆」を完成させました。これが元祖シャープペンです!でも、まだ和服姿の人が大勢いた当時は、洋式の文房具なんかが受け入れられるはずもなく、全然売れませんでした。ところが突然、アメリカやヨーロッパなどの海外から大量注文が入るようになったのです。こうなると日本国内でも噂は広まり、大ヒット商品になりました。こうして、その後の1926年に海外でも特許を取ることができました。以後、シャープペンは次々に改良が重ねられていきました。実は最初にシャープペンのおしりに消しゴムをつけたのも早川さんなんですよ。1960年には、現在の「ぺんてる」である大日本文具株式会社によって、ハイポリマー芯が開発されました。強度があって、濃く滑らかな書き味の芯で、弱点の折れやすさを克服したことで、ノック式のシャープペンが普及していきました。
シャープペンの芯はどんなもの?
芯の硬さ(濃さ)
シャープペンの芯は硬さ(濃さ)によって、いくつかの種類に分けられていて、それはJIS(日本工業規格)で定められているものです。濃い順に6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9Hとなります。
芯の直径
芯の直径も選べますが、シャープペンの本体に合ったものを使わなければいけません。0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmなどがあります。日本で一般的によく使われているのは、0.5mmの芯ですね。
シャープペンの種類
シャープペンの種類は基本的には大きく分けて「ノック式」と「繰り出し式」の2種類があります。ですが、ほかにも細かく分けると、振るタイプや製図用などさまざまなものがあるんです。
ノック式
現在主流のシャープペン。片手で芯を出したり、しまったりできるタイプでサイドノック式や自動ノック式などもあります。
繰り出し式
軸を回転させて芯を送り出すタイプのシャープペン。
振るタイプ
振るだけで芯が出てくるシャープペンで、代表的なものとしてPILOTの「ドクター・グリップ」などが挙げられます。
製図用
主に線を引く製図用に作られたシャープペンです。軸が壊れにくく、スリーブと呼ばれるペンの先端の金属部分が長いのが特徴です。代表的なものでは、ステッドラー社の「925シリーズ」や、ぺんてるの「Graph1000などがあります。
有名な文房具メーカー
三菱鉛筆
シャープペンはもちろん、O.A機器や事務用品まで幅広く取り扱っています。中でも個人的におすすめしたいのは、柔らかいゲルグリップが特徴の「ユニ・アルファゲル」です♪
トンボ鉛筆
トンボ鉛筆といえば小学生のときに使っていた鉛筆を思い出します。アイディアいっぱいの文房具が勢ぞろいしています。
ゼブラ
充実の品揃えが魅力的です。超極細の修正ペンなど、「こういうのが欲しかった!」っていうものが必ず見つかると思いますよ。
ぺんてる
文房具のみならず、小さな子供向けのクレヨンや絵の具もバリエーション豊富です。カラフルなものが多いので、見てるだけで楽しいですよ。
コクヨ
「コクヨのヨコク♪」でお馴染みのメーカー。ユニバーサルデザインをモットーにした使いやすさを一番に考えた文房具が特徴です。
PILOT
万年筆を中心に製造・販売しているメーカー。デザインや機能を重視した文房具を数多く取り揃えています。
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